刷り損じこそ美しい
あなたの写真を、わざと下手に刷る。
無料で使えるオンラインのリソグラフ/シルクスクリーン加工。写真をアップロードしてインクを選ぶだけで、一枚の印刷物になります。
目次
- 03 わざと刷り損じる 正しい印刷より、間違った印刷が勝つ理由。
- 04 五十%の網点 市松模様になる点。インクと紙が対等になる場所。
- 05 ふわふわの読者 五匹の動物、二十四枚の版、どれも見当が合っていない。
- 06 四つの工程 分版、網かけ、重ね刷り、印刷。
- 07 机の上の校正刷り 机の上の校正刷りと、印刷機へのいくつかの質問。
- 08 次は? ここに、あなたの写真が入る。
刷り損じ
リソグラフは写真を複製しない。描き直すのだ。二、三色のインクがそれぞれ網点に砕かれ、版が一枚ずつ、前の版から少しずれて置かれていく。赤い点の下から覗く黄色の影、猫の耳が終わるはずの場所に残る光の輪——それは間違いではない。それこそが、この様式のすべてだ。
RETROPRINT は、ブラウザの中にあるその印刷機だ。写真を入れ、インクと紙を選べば、1978年の小さな印刷所がそうしたように、分版し、網をかけ、重ね刷りする——失敗も込みで。今号のすべての印刷は、これで作られた。
全文を読む:なぜ版ずれは美しいのか →
ピンクの版が一ミリずれた。そのままにした。
五十%の網点
網点が五十パーセントに達すると四方の隣と触れ合い、スクリーンは市松模様になる。その線より下では紙が勝ち、上ではインクが勝つ。今号のすべての印刷は、その線を挟んだ交渉だ。パラグライダーの空はシアン一版で三十のあたりを漂い、桟橋の影は七十を越えて、べったりとしたインクの塊に閉じていく。
全文を読む:網点はどう働くか →
空はシアン一版、三十くらい
肖像
どの版も合っていない。それが肖像というものだ。
四つの工程
- 01
分版 Separate
写真はインクの版に分けられる——マッチ、トーン、シャドウ、色相のモード、あるいは画像そのものからパレットを読み取る自動設計で。
- 02
網かけ Screen
各版は点に砕かれる。回転させたスクリーン角度の AM 網点か、FM の粒子か。角度、線数、形、揺らぎはすべてあなた次第。
- 03
重ね刷り Overprint
版は一枚ずつ、わずかに見当をずらして紙に戻される。平坦なブレンドではなく、本物のインク同士の混ざり方で。
- 04
印刷 Print
プログラムが生成する紙、縁の擦れ、フレームで仕上げる。書き出し時にはサーバーが全体をフル解像度でもう一度描画する。
一つ目と四つ目の工程はサーバー上で、フル解像度で走る。二つ目と三つ目はあなたのブラウザの中でライブに走り、スライダーに触れた瞬間に点が動く。ダウンロードされるのはいつもサーバーの印刷なので、ファイルは画面で見たものと同じになる。 全文を読む:リソグラフ印刷とは何か →
資料室
なぜ写真をわざと下手に刷るのですか?
良い方の一枚はもうあるからです。それが写真です。印刷が持つ価値は、写真が言わなかったことを言うときにある。
インクは何色?
一色から七色。たいていは二色で足りる。港の花火なら六色。
紙は?
プログラム生成です。繊維、斑点、筋、染みは一枚ごとに生成されるので、同じ地合いを共有する書き出しは二つとない。
版ずれはどこから来るのですか?
シードです。変えれば、あなたが決めた幅の中で、すべての版が別の場所へ滑る。ゼロにもできるが、誰も選ばない。
ヴィクトリア・ハーバー、五版。帆だけが赤。
六色、250 lpi。港の花火。
白い紙に五色。重なったところが七色に見える。
二色。黒と、ピンク一色。
四色、グレーの紙に
大きな紙に小さな印刷、わざと